校長より

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三重県立いなべ総合学園高等学校
校 長  久野 嘉也

 本校は、大正11年に開校された「三重県立員弁農学校」を前身とし、その後の時代の変化やニーズに対応しながら、地域に唯一の高校として多くの人材を送り出してきた伝統ある学校で、令和4年に創立百周年を迎えました。また、平成13年からは総合学科単科校に生まれ変わり、新たな歴史を踏み出した伝統と新しさを融合させた学校でもあります。

 平成13年に総合学科単科校として新たな歩みを始めるにあたって、13万㎡という全国屈指の広さの校地に、充実した施設や設備をあわせ持った校舎を新築しました。30室ある特別教室、2階まで吹き抜けの広くて明るいゼミホール、最大120人が入って会議や映画鑑賞ができるIVYホール、さらに、体育施設では、体育館、格技館、陸上競技場、野球場、ゴルフ練習場、ソフトボール場、テニスコート、プール等が整備されています。これらは、これまでの高校のイメージをはるかに超えた施設といえるのではないでしょうか。

 また、総合学科である本校では、21世紀をリードする人材の育成を目指し、生徒が自分の興味・関心や進路希望にあわせて科目選択ができるよう多数の講座を用意しています。1年次では、「産業社会と人間」という授業をとおして生き方や職業についての考えを深め、その上で、チューター(担任)から、きめ細かなアドバイスを受けながら進路選択を行います。2年次以降は、自分の進路実現のために必要な科目を多くの選択科目の中から選び、学習を進めていきます。令和4年度入学生からは、「人文社会国際」、「自然科学」、「芸術文化」、「生活環境」、「スポーツ科学」、「情報ビジネス」の6つの系列(選択科目を分類したグループ)を開設しています。それらの系列から、自分の興味・関心や進路希望に合った系列を選び、さらに、より細かい進路希望に沿った科目をその系列の中から選択することで、効率的で中身の濃い学習ができると考えています。このような充実した学習環境の中で、ぜひ自分の進路目標を達成してください。

 次に、本校は、積極的に部活動に取り組む生徒が多く在籍しています。17の運動部と12の文化部があり、放課後になるとそれぞれの活動場所で、仲間と協力し合い、競い合う姿がみられ、校内は活気にあふれています。昨年度(令和4年度)の実績としては、レスリング部が世界大会に出場、放送部、ハンドボール部が全国大会へ、陸上競技部、書道部、吹奏楽部が東海・中部・近畿大会等への出場を果たしました。その他の部活動についても県大会上位入賞を果たすなど、日ごろの練習の成果を発揮してくれました。また、地域ボランティア活動への参加や地域イベントでの発表、ジュニア選手の育成等、学校の枠を超えた活動も積極的に行っています。

 中学生の皆さん、本校の充実した施設・設備、高い専門性と熱心に指導する教職員、このような恵まれた学習環境のもと「夢を見つけ、夢を育み、夢をつかむ」高校生活を送りませんか。いなべ総合学園高等学校は、あなたの夢の実現に向け、あなたの学びを全力で支援します。

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